訪問看護リハビリステーションLeaves

     訪問看護・リハビリテーション

訪問看護

訪問看護とは?
訪問看護とは病気や障害を持った人が住み慣れた地域やご家庭で、その人らしく療養生活を送れるように、看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が生活の場へ訪問し、かかりつけの医師の指示のもとに専門家の目で見守り、適切な判断に基づいたケアとアドバイスで、24時間365日対応し、在宅での療養生活が送れるように支援するサービスです。
また、医師や関係機関と連携をとり、さまざまな在宅ケアサービスの使い方を提案します。

80歳代 女性 要支援2 不安障害、不眠、うつ病                              
<利用内容>
 週1回 訪問看護

<依頼内容>
 ご本人様:前のように外に出かけられるようになりたいが、体の調子が悪くでかけられない。

<経過>
旦那様と2人暮らし、子供はいない。もともとは活動的で社交的な方だったようだが、頭部打撲後の精神的不安が強く、活動低下し外出が難しくなっていた。様々な病院を受診し、体調不良の原因を探していた。その中で、うつ病の診断も受けていた。ケアマネージャーがデイサービス、マッサージ、配食サービスなど勧めたが、どれも続けられず、訪問看護開始となった。不安を傾聴し、共感することで、徐々に看護師と一緒に散歩に行くことができるようになった。また根気強く心療内科への受診をアドバイスすることで、継続的な通院治療につなげることができた。薬の副作用の相談を受け、一緒に考える関わりを持つことで、内服も継続できている。そのことで、最近ではデイサービスに行くことができるようになってきている。

80歳代 女性 要介護4 パーキンソン病、心不全、誤嚥性肺炎                           
<利用内容>
 週1回 訪問看護   週2回 訪問リハビリ  緊急時訪問看護
 週2回デイサービス

<依頼内容>
 ご本人様、娘様:トイレ、入浴、食事ができるように、現在の状態をなるべく維持してほしい。

<経過>
誤嚥性肺炎にて入院されていたが、回復され自宅退院されたものの、歩行器で自宅内移動中に転倒。その恐怖心から、ベッド上での起き上がり、車椅子への乗り移りにも介助が必要な状態となってしまった。機能訓練、動作、歩行練習を行い自信がついてくることで徐々に活動性向上し、調子のいい時には1人でトイレに行けるようになった。しかし、病気の進行に伴い、誤嚥性肺炎のリスクの軽減、全身状態の管理のためにも訪問看護が追加となった。その後も徐々に病気や体の衰弱が進行し、入退院を繰り返していた。デイサービスのスタッフとは入浴時の注意点の相談、病院とはケアマネージャーも含め退院に際しての注意事項の確認などを行い、連携に努めた。その間、介護者である娘様の介護に対する不安・思いの傾聴も行い、自宅での療養生活を支援してきた。誤嚥のリスクは理解された上でも、ご本人様、娘様は口からの食事を摂る希望があり、娘様の献身的な介護もあり、最後まで口から食事を摂ることができていた。